VSync補正

概要

この説明は VSync Frequency: Original mode のみの記述です.

うーぱーぐらふぃくすでは 720p の画面に対応していますが、設計の制約が原因で完全に同期できません. このため長時間使用していると画面描画に線が走ることがあります. この線ができるだけでないように個別に補正が出来ます.

これはうーぱーぐらふぃくすとPCエンジンの内部にある2つの水晶発振器の相対的な公差に対する補正が目的であり、水晶発振器の個別の特性と設置環境(主に温度)に依存します.

補正前の確認

  • 設定メニューから side area design を GRID か GRADIENT にする
  • VSYNC FREQUENCY を ORIGINAL にする
  • 画面右に黄色い横線がでていることを確認する

この黄色い横線が VSync 同期の境界線の表示です. これが速く動く場合は補正が必要です. この境界線は60.00Hz mode でも表示されていますがとても速く動いています.

補正手順

  • うーぱーぐらふぃくすとパソコンを USB ケーブルで接続します.
  • PC エンジンにリストに設定メニュー(注1)を起動します.
  • PC エンジンとうーぱーぐらふぃくすの温度が安定するまで20分程度待ちます.(注2)
  • UperGrafx control panel -> misc -> calibration start を押します. 起動後15秒程度で補正が終了します.
  • 補正が適切か確認し、問題がなければ電源を入れ直してゲームを動かしてください.

注1: PCエンジンが暖まっていない状態で補正すると精度が落ちます.
注2: 使用するソフトは通常のゲームソフトでも良いですが、ソフト個別の問題に記載されたソフトでは正しく計測できない場合があります.

補正後の確認

補正時には画面右側に黄色い線が表示されます. この線は PC エンジンの VSync 同期の境界線です. この線がほとんど動かない場合は補正は適切です.

同期の境界線は補正後は確認のために画面中央に配置しています. 通常動作時は画面外に配置しています.

補正もしているが長時間動作時に境界線を消す方法

申し訳ありませんが、下記のいずれかの方法で初期化し直してください.
  • 電源を入れ直す
  • 映像ケーブルを挿し直す (もしくはモニターの電源を切るか、DVIセレクターを利用するなど hotplug detection を利用してケーブルを挿し直した扱いにする)
なおリストに書かれているソフトでは一旦画面出力が停まると、境界線もそのたびに初期化しなおします.